【鬱ブログ】鬱のあたしのある1日
〜リアルすぎて誰にも見せたくなかった日常〜
AM 6:30|目覚ましが鳴る。止める。寝る。
薄暗い部屋の中、目覚ましが鳴る。
でも起きない。止めて、また布団にもぐる。
「今日もムリだわ…」
それが一番最初に頭に浮かぶ言葉。
昨日こそはシャワー浴びようと思った。
LINEの返信も、あの人にだけは返そうと思った。
でも全部できなかった。
そんな昨日を抱えて、今日が始まる。
AM 9:00|心がずっしり重い。まるで鉛。
太陽が部屋を照らしはじめるころ、私はまだ布団の中。
天井を見つめながら、何度も深呼吸。
「何かしなくちゃ」
「でも、なにをしても意味がない気がする」
焦る。でも、体が動かない。
“ただ存在してる”だけでエネルギーが減っていく。
SNSを見ると、みんな輝いてるように見えて
画面をすぐ閉じる。
今の自分が、何を見ても否定される気がして、辛い。
AM 11:00|やっと布団を出る。でも、床に座り込む。
トイレに行きたい、でも立ち上がるのが億劫すぎる。
なんとか出るけど、鏡を見た瞬間に自己嫌悪。
「なんでこんな顔してるの?」
「私はどこで止まったままなんだろう」
洗顔もせず、冷たいフローリングにそのまま座り込む。
こういう日、何回あっただろう。
もはや“日常”になってしまってることが怖い。
PM 1:00|お菓子で罪悪感。ご飯は心をつつく。
空腹は感じる。けど、作れない。
冷蔵庫を開けると、「作らなきゃ食べられない、健康そうなもの」が入ってて、なんだかそれすら責められてる気がして閉めた。
結局、買いだめしていたお菓子でごまかす。
こんなんじゃ心も体も満たされない。また涙がこぼれる。
「こんな食生活してたら、またダメになる」
それでも、何かを口に入れるだけで“まだマシ”だと、自分に言い聞かせる。
PM 3:00|洗濯物を見て固まる。
2日前から干しっぱなしの洗濯物。
乾いてるのに取り込めない。
“ただそれだけの行動”ができない自分に、心がまたチクチク。
だけどあたしは、この瞬間に気づいたの。
「これ、できないんじゃなくて、“やる意味”を感じないんだ」って。
未来が見えないと、今日やる意味がわからなくなる。
それが鬱の怖さよね。
やる気じゃなくて、“意味”が消えるの。
PM 6:00|外の音に泣きたくなる。
誰かが笑ってる声がする。会社から帰宅したのだろう、自転車を止める音がする。
夕飯の支度をしてる音。子どもたちの笑い声。
「私は、人生から取り残されてる気がする」
外の世界が遠すぎて、自分が幽霊みたいに感じる瞬間。
“社会”という場所に帰れる日はくるのかしら?
ただ暮らすことが、こんなにも難しいなんて。
PM 8:00|何もしてないのに、1日が終わる。
「今日は何をした?」と聞かれたら、何も言えない。
だけど、心の中は嵐だったのよ。
焦り、罪悪感、無力感、虚しさ、後悔。
何もしてないようで、ずっと戦ってたの。
だからあたしは、そんな自分にこう言いたいの。もちろん言えない日もあったけど。
「今日も、生き抜いたね。おつかれさま」
PM 10:00|「明日は起きられるかな」と思いながら寝る
シャワーは浴びれなかったけど、
歯だけはなんとか磨いた。
明日もきっと、似たような1日になるかもしれない。
それでも、「また朝が来る」ことが
ほんの少しだけ、希望でもある。
布団にもぐって、スマホでママのブログを読んでくれたあなた。
ねぇ、それだけで、あなたはもう“生きてる力”を使ってるのよ。
🕊️おわりに:誰にも見せたくない日々に、光をあてる
この1日は、誰にも言えなかった。
でもね、こういう日を重ねながら、
あたしは少しずつ回復していったの。
“回復”っていうのは、
「元に戻る」ことじゃなくて、
**「新しい自分に出会う旅」**なのよ。
そしてあなたも、今その旅の途中。
💌次回の番外編は「誰にも言えなかった“鬱の悩み”相談ベスト3」よ✨
またあたしと語り合いましょ。
コメント欄でそっと「私も」って言っていいのよ。
ここは、あなたを否定しない場所だからね💖
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