あの頃の私は、“止まってる人”だった
おばんです。マクシミです。
「人生が止まってる」
「周りだけがどんどん進んでいく」
「私は置いてけぼり」
そんなふうに感じてた時期、あったわ。正直言えば今でも。
季節は巡っても、自分の心だけが冬のまま。
何を始めても「どうせ無理」って声が頭に響いて、
新しいことに踏み出す勇気もなかったの。
「このまま何十年も、私ここにいたままなのかな」
そんな怖さに、心がずっと縮こまってたのよね。
でもある日、ほんの小さな変化が起きたの。
そしてそこから、人生の時計が、カチッと動き出した気がしたのよ。
それは、すごくちっぽけな「行動」だった
あたしが最初に動いたのは、「思い切って映画館へ行った」こと。
もうそれだけで、その日は“特別な日”になったの。
ずっと引きこもってた部屋から、
誰にも会わずにただ一歩外に出て、
気になっていたけど、今までは行こうともしなかった映画館へ行った。
数人しかいなかった映画館。感動する心さえなくしたと思っていたけれど、かすかに感情が動くシーンがあったのよ。「あっ、あたし、まだ心が動いてる。動ける」って。
小さな行動が、あたしの“感覚”を取り戻してくれたのよ。
その日から、週に1回は外に出てみようと思った。
次は、コンビニまで歩いてみた。
次は、本を手に取ってみた。
そして──少しずつ、「自分の人生」に参加してる感覚が戻ってきた。
人生は、ゆっくりでもいい。“止まらなければ”いいのよ。
SNSでは、キラキラした誰かの人生が目に入ってきて
「私、全然ダメじゃん…」って思っちゃうよね。
でも、あたしは断言するわ。
💎あなたの人生は、「あなたのペース」で進めばいい。
誰とも比べなくていい。遅いほど、深く味わえることもあるのよ。
ゆっくり進む人は、景色をよく見て、
小さなことに気づける優しさを持ってるの。
“派手じゃないけど、ちゃんと意味のある人生”──
それって、すごく美しいのよ。
変化はいつも、あとからやってくる
「変わりたい」と思ってすぐに変われる人なんていないの。
ほとんどの人は、変化してからやっと「私、変わってたんだ」と気づくの。
あなたの中でも、もう芽は出てる。
今はまだ土の中かもしれないけど、
ちゃんと静かに、根を張ってるところなのよ。
あたしから最後のメッセージ💌
この10話、読んでくれたあなた。
きっとね、苦しかったり、涙がこぼれたり、
心がちょっと楽になったり、いろんな感情があったと思うの。
でもね、それ全部**「生きてる証拠」**よ。
苦しい人ほど、深く感じられる心を持ってる。
繊細な人ほど、人を幸せにできる力を持ってる。
だから──
あなたの人生、これからちゃんと動き出すわ。
ゆっくりでいい。焦らなくていい。
あたしは、ずっとあなたの味方よ。
🌸おまけ:未来のあなたへ🌸
いつか「こんなときもあったな」と笑える日がきっとくる。
そんな日がきたら、あたしに報告してちょうだいね。
その時は、バーチャルだけどハグして泣いて笑って乾杯しましょ🍷✨
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