2025年7月10日放送の「カンブリア宮殿」では、福岡発の家具ECブランド「LOWYA(ロウヤ)」を展開するベガコーポレーション社長・浮城智和さんが登場します。
SNSでバズる家具を次々とヒットさせる仕掛け人が、どのようにして160億円企業を作り上げたのか?
この記事では、浮城社長のプロフィール、LOWYAの成功要因、そして気になる年収情報まで、たっぷりご紹介いたします。
浮城智和(うきしろ・ともかず)氏とは?
項目 | 内容 |
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生年月日 | 1976年11月生まれ |
出身地 | 福岡県北九州市 |
学歴 | 九州国際大学 経済学部 卒業 |
キャリア | 転職を繰り返し、最後には家具家具商社の営業→これがきっかけとなり27歳で起業 |
会社設立 | 2004年 ベガコーポレーション創業 |
上場 | 2016年 東証マザーズ(現・グロース)上場 同年、世界を見据えた越境ECプラットフォーム「DOKODEMO(ドコデモ)」をオープン。 |
浮城氏は、学生時代から起業を考え、経験を積むためいろんな業者で働いていたそうです。転機が訪れたのは4社目にお世話になった家具の輸入商社での仕事。家具は大きいので、自社では在庫を抱えずに小売店から注文が入った時点で生産者から送ってもらいます。「だったらインターネットを使ってお客さまから直接注文を受け、お客さまへ直送すればいいじゃないか」。
ちょうどインターネットビジネスが脚光を集め始めた時期。在庫を持たないのであれば、インターネット上にホームページをつくって注文を受け、メーカーから直送してもらう。こうしたECビジネスが絶対に成り立つはずと、そんな確信をもち、2004年、27歳のときに友人と共に6畳一間、パソコン2台で開業しました。
しかし、順風満帆とも言い難く、創業2年目の2006年くらいには、すごく追い詰められたそう。それでも諦めず、いろんな角度から撮影した商品の写真をサイトに載せ、丁寧な説明をつけるなど、生活空間のスタイル提案を行い、ネットだけで意思決定ができる情報の提供を行いました。そうした独自戦略に力を入れ、顧客を獲得していきました。
一時期は世界進出も考えて、ゲーム会社も立ち上げた浮城氏。はじめはうまくいき上場も考えたけれど、ヒット作が出なくなると、1億円ぐらいの単月赤字が子会社だけで出るようになってしまいました。結果的に上場前にゲーム事業は売却し、もともとの家具の事業で上場しました。ここから快進撃がはじまったのです。
LOWYA(ロウヤ)とは?急成長の理由
LOWYAはベガコーポレーションが手がけるインテリア・家具のECブランドです。
現在ではSNSで話題の“バズり家具”を生み出す存在としてZ世代や主婦層に人気を集めています。
特徴1:デザイン×価格×利便性
おしゃれなのに価格も手ごろ。さらに組み立ても簡単とあって、SNSで「映える」「買ってよかった」の声多数!
特徴2:SNSでのマーケティング成功
- ショート動画の再生数は累計1,000万回超え
- TikTokやInstagramでのPRにより自然発生的に拡散
- 顧客の“声”に素早く対応するスピード感も強み
特徴3:リアル店舗戦略
2023年以降、東京・大阪などを中心にリアル店舗を拡大中。ネットで選んで、実際に体験して買う“ハイブリッド型”が話題。
ベガコーポレーションの企業情報・年収
項目 | 内容 |
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会社名 | 株式会社ベガコーポレーション |
設立 | 2004年7月 |
上場 | 東証グロース(2016年) |
本社 | 福岡市博多区 |
売上高 | 約160億円(2024年度実績) |
従業員数 | 約240名 |
主なブランド | LOWYA、DOKODEMO(越境EC) |
年収・給与情報(社員目線)
- 平均年収:約453万円(社員平均年齢33歳)
- 中途採用者:年収400万〜500万円前後
- 管理職層は600万円以上の報告も
- 賞与は業績連動制の傾向あり
❗浮城社長ご本人の年収は公開されていませんが、社長報酬+株式報酬+配当などを含めると数千万円規模と推測されます。
カンブリア宮殿で語られる未来戦略に注目!
今回の放送では、今後の海外展開やAI導入、新規ブランド開発などについても語られる可能性があります。
LOWYAがさらに進化し、家具ECの未来をどう変えていくのかに注目です!
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