2025年6月6日放送予定のテレビ東京の番組「ガイアの夜明け」で紹介される「P-BASE」について、どういうことをやっているの?代表社員 坂元玲介さんWiki等わかりやすくご紹介します。
P-BASEってなに?
「P-BASE」は、愛知県豊田市にある介護やリハビリのサービスを提供する会社です。
リハビリデイサービス、訪問看護、居宅介護支援、住み慣れた自宅で暮らしたい方への住宅改修・福祉用具貸与だけでなく、いつまでも健康的に暮らせるようにする介護予防教室、カフェ。
そして中でもユニークなのは、シニア・障害者向けの旅行サービスです。介護が必要な人たちが「もう一度旅行に行きたい」「思い出の場所を訪れたい」といった願いを叶えるお手伝いをしているのです。
どんなことをしているの?
P-BASEでは、利用者やその家族の希望を聞いて、介護が必要な人でも安心して旅行ができるように計画を立てます。
例えば、バリアフリーの宿泊施設を選んだり、緊急時に対応できる医療機関と連絡を取ったりします。ご出発からご帰着まで付き添いし、トイレ・入浴・食事・着替え・移動などの、必要な介護サポートをしてくれるそうです。対応してくれるスタッフは国家資格取得者。理学療法士・作業療法士・看護師・介護福祉士が同行します。これは心強くて、安心ですね。
また、旅行を目標にリハビリを頑張る人も多く、元気を取り戻すきっかけにもなっています。
なぜ大切なの?
高齢者の医療費が増える中で、P-BASEのような取り組みは、本人の願いを叶えるだけでなく、自宅での生活を支えることにもつながります。これは、国の財政にも良い影響を与えると言われています。
理由その①:施設入所コストの削減
自宅でケアを受けられると、高額な介護施設や医療機関への入所費用が削減されます。施設入所には多額の費用がかかり、国も補助金や医療費を負担する必要があります。自宅での生活を支援することで、こうした負担が減ります。
理由その②:医療費の抑制
自宅や地域で予防的なケアを受けることで、病気の悪化や入院を防ぐことができます。入院には多額の費用がかかりますが、早めのケアにより医療費の負担を抑えることができます。
理由その③:働き手の確保と地域経済の活性化
在宅で生活できることで、家族が介護のために離職するリスクが減ります。また、地域のサービス事業者が活性化し、雇用も増えます。その結果、税収が増え、経済が回るというメリットもあります。
理学療法士で、代表社員 坂元玲介さんWiki
坂元玲介(さかもとりょうすけ)
- 1984年生まれ(2025年で41歳)
- 愛知県豊田市出身
- 岐阜県にある理学療法士養成校卒
高校2年生の時にバイク事故に遭い、数か月リハビリに専念中、その時担当してもらった理学療法士に憧れを抱き「自分も将来は!」と思ったことがきっかけだったそうです。
- 2005年、21歳で理学療法士の免許を取得し、医療法人愛生館に就職
ここでは、老人保健施設、回復期病棟、外来、在宅など幅広い現場でリハビリ業務に従事。また、訪問看護ステーションでは管理者を務めるなど、現場から管理職までさまざまな経験をつまれました。
- 2012年4月に合同会社P-BEANSを設立
以前から、理学療法士という資格を活かして地域社会に貢献したいと考えていた坂元さん。また病院でできることの限界は感じていたとのこと。そして考え付いたのが、病気や障害を持った方やお年寄りが、再び前を向いて歩めるような地域でのサービス、リハビリ特化型のデイサービスでした。
- 2012年9月に生活期のリハビリテーションに特化したデイサービス「P-BASE寿店」をオープン
番組情報
「ガイアの夜明け」では、P-BASEの取り組みや、実際に願いを叶えた人たちの様子が紹介される予定です。
放送日時は、2025年6月6日(金)夜10時からです。
まとめ
- 「P-BASE」は、愛知県豊田市にある介護やリハビリのサービスを提供する会社です。そして中でもユニークなのは、シニア・障害者向けの旅行サービスです。介護が必要な人たちが「もう一度旅行に行きたい」「思い出の場所を訪れたい」といった願いを叶えるお手伝いをしています。
- P-BASEでは、利用者やその家族の希望を聞いて、介護が必要な人でも安心して旅行ができるように計画を立てます。また、旅行を目標にリハビリを頑張る人も多く、元気を取り戻すきっかけにもなっています
- 高齢者の医療費が増える中で、P-BASEのような取り組みは、本人の願いを叶えるだけでなく、自宅での生活を支えることにもつながります。これは、国の財政にも良い影響を与えると言われています。
- 代表社員は、理学療法士の坂元玲介さん
P-BASEの活動は、多くの人にとって希望となる素晴らしいものです。ぜひ、番組を見て、その取り組みを知ってみてくださいね。
コメント