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霜降り明星・せいやが売れた理由 現在と壮絶いじめ過去 「しゃべくり007」

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霜降り明星・せいやさんが売れた理由──つらい経験を笑いに変えた、やさしさの物語

テレビをつけると、あの独特のテンポで話す姿が印象的な霜降り明星・せいやさん。今ではすっかりお茶の間の顔ですが、実は彼の笑いの裏には、たくさんの涙と葛藤が詰まっていました。

この記事では、月曜に放映される「しゃべくり007」の前に、せいやさんがどうしてここまで愛される芸人になったのか。いじめを受けた過去や、そこからどう立ち上がったのか、そして今どんな風に活躍しているのかを、やわらかな目線で綴っていきたいと思います。


1. いじめを「ネタ」にできる強さと優しさ

せいやさんが高校時代、外見や雰囲気を理由にいじめを受けていたことは、彼自身がたびたび語っています。そのストレスで「髪の毛が抜けてしまった」という話はあまりにも有名です。そのつらい日々の中で、彼が唯一自分らしくいられたのが「笑い」でした。そんな過去、思いを書き下ろした半自伝小説「人生を変えたコント」が今話題になっていますAmazonのレビューも4・8/5と高く、好印象のようです。

冒頭読みましたが、テレビで見たネタを友達相手に披露するくらいのお笑い好き、小中学校では友達もいて性格も明るく、生徒会長まで務めた主人公イシカワが、高校生になったばかりのある日些細なことをきっかけに突如始まる「地味だが、ボディーブローのようにじわじわ効くいじめ」を受けるはじまりだけでも胸が痛くなります。

番組ではこの本を元に、いじめに対する思い、今まさに同じような苦しい思いをしている人たちのためにたくさん語ってくれるでしょう。


2. M-1優勝で一気にスターダムへ!でも「身近さ」はそのまま

1992年生まれのせいやさん。少年期を過ごした90年代はお笑いブーム。「ダウンタウンのごっつええかんじ」「夢で逢えたら」「とんねるずの生でダラダラいかせて!」「タモリのボキャブラ天国」「ウッチャンナンチャンのウリナリ!」等、今でも「あの頃のテレビ、面白かったなあ」と懐かしく思えるような番組だらけ。せいやさんも、きっとこれらを見ていたことでしょう。

小学時代、元芸人が顧問をしている「お笑いクラブ」に入部。のちに「中島ミート」というコンビ名でテレビ番組で漫才を披露。小6でNHKのアマチュア漫才大会で優勝し、これをきっかけにお笑いにのめりこんだそう。

テレビ出演などしていた中学校時代とうってかわった高校時代。机を逆にされる、ほかのクラスからも人が集まって体を持ち上げて学校を回る。4階の窓から足だけ持たされて、体をほとんど外に出されるなど、(そんな状況でも「なにしてんねん」とツッコんだりして、泣いたり、学校を休んだりはしなかったそう。それは強さというよりも、そんな事をする人に気持ちで負けたくない思いだったのでしょう)壮絶ないじめのうちにも、高3で漫才コンビ「ドンパルパン」を結成。ハイスクールマンザイ大阪の準決勝では敗退。現在の相方・粗品さんとはこの頃知り合った。

大学時代、いじめを経験したことから教員を目指すも、粗品さんに誘われ、コンビ結成を決意。しかし当初はコンビ格差がある現状に苦悩する日々が続いた。2011年吉本興行に入門。

そして2018年のM-1グランプリで、霜降り明星は見事優勝を果たしました。しかも史上最年少26歳での快挙!

せいやさんのボケと粗品さんの鋭いツッコミのバランスは、まさに“令和の漫才”。どこか親しみのあるキャラで、まるで近所の面白いお兄ちゃんのような存在感が、人の心をつかんだんですよね。

「新しさ」と「親しみやすさ」を兼ね備えたコンビ。せいやさんの“等身大感”が、まさに今の時代にぴったりなんです。


3. 笑いだけじゃない!いまやマルチに大活躍中

せいやさんの活動は、漫才だけにとどまりません。

  • バラエティ番組ではトーク力が光り、
  • 俳優としてドラマにも出演、
  • エッセイを出版し、素直な言葉で心を打つ、
  • ラジオでは、飾らない素の姿でリスナーを癒してくれる。

特に注目されたのが、自身のいじめ体験を赤裸々に語った書籍。冒頭でも書きましたが、そこには「明るく見えるけど、実はこんな思いをしていたんだ」というリアルな声が詰まっています。

「無理して元気にしてる人にも、届いたら嬉しい」

そんな思いで書かれた彼の言葉は、読者にやさしく寄り添ってくれます。

現在は、元CAの奥様との間に生まれた1児のパパ。幸せそうな写真がSNSでも紹介されていますね。


4. 飾らない自分を見せる、その「勇気」こそ魅力

テレビでは大げさなリアクションやちょっと攻めたギャグも飛び出すせいやさん。でも実は、かなり繊細でまじめな一面もあるんです。

「自分が面白いことで、誰かが少しでも楽になったら、それだけで嬉しい」

そう語るせいやさんの笑いには、どこか“祈り”のようなやさしさが込められていて、だからこそ心に残るんだと思います。


まとめ:せいやさんの笑いは、心にそっと寄り添う力

せいやさんがこれほど多くの人に愛されるのは、笑いの裏に“本音”や“やさしさ”があるから。つらい過去を隠すのではなく、ちゃんと向き合って、自分の言葉で語ってきたその姿が、多くの人の心を打っています。

今、彼が放つ笑いには、ただ面白いだけじゃなく、「生きててよかった」と思わせてくれる力がある。

せいやさんのように、自分の弱さも受け入れながら前に進む姿は、「それでも笑っていいんだよ」と、そっと背中を押してくれる気がします。

笑いって、やっぱり素敵。

 

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