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【カンブリア宮殿】テックマジック、どこで食べられる?どんな会社?どんな機械?~ロボットがごはんを作る時代~

テレビ

2025年5月29日放送のテレビ東京『カンブリア宮殿』で紹介される「テックマジック」という会社をご存じでしょうか?
飲食業界の人手不足や、厨房業務の大変さをロボットの力で解決しようとしている、注目のスタートアップ企業です。

この記事では、テックマジックの取り組みや製品、今後の展望について、またどこで食べられるのか?やさしい言葉でご紹介していきます。



テックマジックとは?

代表取締役社長白木裕士さんにより2018年に設立されたテックマジック株式会社は、東京都江東区に本社を構え、「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会の実現」をビジョンに掲げています。AIとロボティクスを融合した調理・業務ロボットの開発を通じて、飲食業界の課題解決に取り組んでいます。簡単に言うと、「ロボットの力で、飲食業界の未来を支えていこう!」という会社です

食料品業界でも、昨今ロボット活用事例が続々と出始めています。各社の取り組み手法は様々で、汎用ロボットアームを用い、その動きを制御するソフトウェア開発に特化している会社もありますが、テックマジックはソフトウェアに加えてハードウェアの開発も行っていることが一番の特徴です。


主力製品:次世代炒め調理ロボット「I-Robo2」

テックマジックの代表的な製品は、炒め物ロボット「I-Robo2」です。
このロボットは、チャーハンやパスタといった炒め料理を、プロの料理人のように自動で調理してくれます。

炒める動作だけでなく、火加減の調整や、調理が終わった後のお鍋の洗浄まで、すべて自動で行います。
そのため、厨房で働く人の負担をぐっと減らすことができるのです。

この技術は、国内外の展示会でも注目を集めており、2025年2月にはアメリカ・アトランタで開催された「The NAFEM Show」に初出展されました。

世界初のパスタ自動調理ロボット「P-ROBO」

「P-Robo」は、4つの鍋を同時に動作させ、誰もが熟練の調理技術を再現できるため、高品質な商品を1食あたり最速45秒で調理が可能です。スマホやタブレットでレシピを選ぶと、それ通りに調理スタート!独自開発の鍋とアームロボットを活用し、具材と麺をむらなく攪拌加熱することで、1時間当たり最大90食の調理が可能となりました。調理を終えると鍋が盛り付け場所まで移動し、スタッフが皿に盛り付け、トッピング作業を行ないます。こちらも鍋の洗浄はロボットが自動で行うシステムとなっています。

洗浄食器仕分けロボット「W-ROBO」

「W-Robo」は洗浄食器仕分けロボットで、洗浄作業の負担を軽減し、コスト削減と生産性向上に貢献します。最高600枚/時間の食器仕分け作業を自動化できます。

どこで食べられる?導入店舗いろいろ

一風堂 豊洲店

  • 営業時間 日・月・火・水・木11:00 ~ 21:30 金・土11:00 ~ 22:00
  • 住所 〒135-0061東京都 江東区 豊洲3-2-24豊洲フォレシア1F
  • TEL 03-5534-8158

「大阪王将」大阪王将長尾店

  • 営業時間11:00~22:00(LO.21:30)
  • 住所 〒573-0164大阪府枚方市長尾谷町2-12-7
  • TEL 072-836-3538 お持ち帰り専用ダイヤル:0120-50-1616
    店番号 22
  • 定休日なし
  • 35席

大阪王将ららぽーと新三郷店

  • 営業時間 平日11:00~20:00(LO.19:30) 土日祝11:00~21:00(LO.20:30)
  • 住所 〒341-0009埼玉県三郷市新三郷ららシティ3ー1ー1ららぽーと新三郷2F 2910区画
  • TEL 048-948-6840
  • 定休日なし

大阪王将御徒町駅前店

  • 営業時間 11:00~22:30(LO.22:00)
  • 住所 〒110-0005東京都台東区上野5-26-8
  • TEL 03-6806-0524
  • 定休日なし

エビノスパゲッティ 丸ビル店

  • 営業時間 11時~22時30分
  • 住所 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディングB1F
  • TEL 03-6812ー2155
  • 32席

飲食店以外でも大活躍

テックマジックのロボットは、飲食店だけでなく、食品工場やホテルの厨房でも導入が進んでいます。

たとえば:

  • お弁当の盛り付け作業
  • 重いものの持ち運び
  • 食器の仕分け

といった、人がやると大変な繰り返し作業をロボットが手伝ってくれるようになっています。


大手企業との連携も

テックマジックは、食品業界の大手企業「味の素」や「キユーピー」とも業務提携を結び、ロボットの研究・開発を進めています。
また、2024年にはホテル業界の会社とも連携し、宿泊施設の厨房業務も効率化し始めました。

資金面でも信頼が厚く、これまでに44億円以上の資金を調達しており、今後ますますの成長が期待されています。


今後の展望

2025年には、国内最大級の食品機械展「FOOMA JAPAN」に出展し、新しい調理ロボット「T-Robo」などを披露する予定です。
また、農林水産省が支援する「中小企業イノベーション創出事業」にも選ばれ、次世代型食品工場の開発にも関わっています。

「ロボットと一緒に働く未来」は、もうすぐそこまで来ているのです


まとめ

  • テックマジックは、飲食業界が抱えるさまざまな課題に、テクノロジーの力で挑戦している企業です。
  • 次世代炒め調理ロボット「I-Robo2」他、盛り付け・洗浄等もできる機械が色々ある。
  • 「一風堂」「大阪王将」「エビノスパゲティ」で食べることが出来る。今後はもっと増えていく予定
  • テックマジックは、調理・業務ロボットのさらなる普及と技術革新を目指しています

ロボットが料理を作るなんて、少し前までは夢のような話でしたが、いまはもう現実になりつつあります。「人にしかできないこと」は人が担当し、それ以外はロボットに任せる。
そんな“やさしい未来”が、これからのスタンダードになるかもしれません。
今後の展開にも注目が集まりますね。


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